教育

小学生高学年とスマホ 高校受験に向けての付き合いかた

我が子にスマホを持たせるか。どこのご家庭でもいつから、どんなスマホを、どれくらい使わせるか、は悩みの種なのではないでしょうか?

我が家では現状高学年の娘は6年生秋から自分のスマホを持っていて、使用時間は7-21時までの間の45分間です。さらにアプリごとに使用時間の制限もしていてゲーム類は5分、ラインは10分です。 ネットも年齢制限をしています。 ラインは友達との連絡手段のメインなのでもう少し時間を伸ばしてあげたい気持ちもあるのですが、動画やニュースなど親目線で見るとなくていい機能が満載なので10分に制限しています。

今のところ、”短い!”とは言いますが、このルールでまあうまく付き合えているのではないでしょうか。 友達と遊ぶ時はラインを延長したりしてます。GoogleのFamily Linkから時間の制限や延長ができるのがとても便利です。

やはりスマホでのトラブルも特に持ち始めはあるようなので、(実際に先生との面談の時にトラブルがあるとのことを聞きました。うちの小学校ではラインやスマホ利用時の子供同士のトラブルについては介入しないスタンスのようです。)ラインはチェックするからねと伝えています。実際にはほぼ見てませんが、娘の様子をみておかしいなと思ったらもう少し確認するつもりです。

最近の子供のスマホ事情がどうなっているか、高校受験に向けてどう影響してくるか気になったので調べてみました。

小学生とスマホ事情 ― 最新データで見るリアル

📈 小学生のスマホ所持率(2025年最新)

最近の調査では 小学生全体で約56%がスマホを持っている という結果が出ています。低学年・高学年を合わせた数字で、半数以上がスマホを所持しているのが現状です。


📱 なぜ小学生にスマホが広がっているのか?

主な理由

✔ 安全・連絡手段として
✔ 習い事、塾・学校との連絡用
✔ 友達とのコミュニケーション手段
✔ 子ども本人からの強い希望

特に共働き家庭や塾通いが多い地域では、保護者が子どもと連絡を取る手段としてスマホが「安心ツール」になっている場合が多いです。

実際に日本全国の調査でも、小学生で初めてスマホを持つ年齢は平均 10歳前後 とされており、年々早まっているという報告もあります。


📊 使用時間と使い方

  • 小学生はSNS・動画視聴・ゲームなどでスクリーン時間が長くなる傾向。
  • SNSで見知らぬ人と接触するケースも報告されています(例:海外調査で22%の小学生が知らない相手とSNSで交流したという例あり)。

さらに、中学生になると一般的な使い方は
📌 塾・学校との連絡(Classi、Google Classroom、LINE)
📌模試や説明会の情報収集
📌 オンライン授業・学習アプリの活用
等で、完全にスマホを排除するのは現実的ではない


🧠 スマホを持たせるメリット・デメリット

✅ メリット

✔ 緊急時の連絡手段として安心
✔ アプリで学習・調べ物ができる
✔ 家族や友達と連絡をすぐに取れる

❌ デメリット

✔ 動画・ゲームに時間を奪われやすい
✔ 夜遅くまで見てしまうと睡眠不足に
✔ ネットトラブル(SNS・危険な出会い)へのリスク

※海外の研究でも、スマホを早期に持つ子どもは睡眠不足や心の健康に影響が出る可能性が指摘されています(日本の調査ではありませんが参考例)。


👪 家庭で考えたいスマホルール例

子供にスマホを持たせるなら、勉強に影響がでないようなルール作りが必要です。

📝 ルールの例

🔹 使用可能時間を明確に決める
🔹 学習時間中はオフにする
🔹 夜は親の目の届く場所で充電
🔹 アプリやSNSの利用ルールを共有
🔹 フィルタリング・制限機能を活用する

家族でルールを決めることで、子ども自身にも「何のためにスマホを使うのか」を考えさせやすくなります。


🧠まとめ

高校受験を見据えたポイント

  • 内申点は「提出物・授業態度」も重要
    → 寝不足=授業中の集中力低下に直結
  • 公立入試は長時間集中が必要
    → 短時間動画慣れは不利になることも

スマホを「勉強の味方」にする使い方

  • 英単語・一問一答アプリ
  • スタディサプリなどの映像授業
  • タイマー機能でポモドーロ勉強
  • 調べ学習を紙ノートにまとめる習慣

※「スマホ=ダメ」ではなく、使い方次第と伝えることが大切。

スマホは、使い方次第で
「成績を下げる原因」にも「受験の武器」にもなる。

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