高校受験の基礎知識(神奈川)

【初心者向け】神奈川県公立高校入試の仕組み

神奈川県の高校受験について知らべてみると「神奈川県の高校受験ってどうやって合否が決まるの?」「内申点と本番のテスト、どっちが大事?」「特色検査ってなに?」

    といった疑問がたくさん出てきます。

    神奈川県の公立高校入試は全国の中でも少し独特な仕組みがあります。
    そこでこの記事では、神奈川県の公立高校入試の基本を、初めての方でも分かるように解説します。


    ■ 合否は2つもしくは3つの要素で決まります

    神奈川県の公立高校入試では、次の2つもしくは3つの要素の合計で合否が決まります。

    1. 内申点(調査書)
    2. 学力検査(入試本番のテスト)
    3. 特色検査(実施しない学校も多くあります)

    ■ 神奈川県公立高校入試の年間スケジュール

    まずは受験までの流れを確認しましょう。

    時期内容
    11~12月三者面談・志望校の最終検討
    1月願書提出
    2月中旬学力検査
    2月中旬~下旬*特色検査
    2月下旬合格発表

    *特色検査は、全員が受ける学力検査とは別に、 各学校ごとに個別に実施する試験 です。特色検査を実施しない学校も多くあります。

    👉 多くの受験生にとって、2月の学力検査が最大の山場になります。

    神奈川県の公立高校入試では、一度出願(志願)した後でも他の高校に変更できる「志願変更(志望校変更)」という制度があります。

    2026年度(令和8年度)の 神奈川県公立高校入試の最初の出願(志願登録)期間
    📅 2026年1月23日(金)〜 1月29日(木) まででした。

    その後 2/4〜2/6 の志願変更期間で別の高校に志望校を変える手続きが可能でした。

    この制度がある理由ですが、神奈川県では、出願締切後に

    • 各高校の 志願者数
    • 募集定員に対する 倍率

    がすべて公表されます。

    その情報をもって出願後に倍率を見て志望校を変えるという判断をするためです。

    最初は

    • 「ちょっとチャレンジ校で勝負したい!」

    と思って出願しても、倍率を見て

    • 「これはさすがに厳しすぎる…」
    • 「もう少し確実な学校に変えたい」

    と考えが変わることはよくあるようです。 

    ここに私立はどこを受けるかなどその子に応じた戦略が必要となってきます。

    ■ 内申点の仕組みを理解しよう

    神奈川県の高校受験で非常に重要なのが「内申点」です。


    内申点はいつの成績が使われる?

    学年対象になる成績
    中学2年学年末の成績
    中学3年2学期(または後期中間まで)

    内申点の基本

    • 9科目×5段階評価
    • 合計45点満点
    • 高校ごとに配点比率が異なる


    ■ 学力検査(入試本番)について

    次に重要なのが2月に行われる学力検査です。


    学力検査の内容

    教科配点
    国語100点
    数学100点
    英語100点
    理科100点
    社会100点
    合計500点満点

    神奈川県の入試問題の特徴

    • 記述問題が多い
    • 思考力を問う問題が中心
    • 丸暗記だけでは点が取りにくい

    そのため、普段の定期テスト対策+入試用の問題演習がとても重要になります。


    ■ 特色検査とは?

    一部の高校では「特色検査」が実施されます。

    特色検査には次のような特徴があります:

    • 自己表現検査や実技検査など学校ごとに内容が異なる場合がある
    • 観点評価/点数化される形式で、総合的に合否へ影響する

    この特色検査の問題をSTEPの説明会の時に見せていただいたのですが、とにかく量が多いです。 やはり全部を解くのは無理なのでまずはどこが自分は解くことができるか、を素早く見つけて解いていかないといけないようです。

    これは練習が必須だと思うので、特色検査のある高校を受ける場合は、早めの対策が必要になります。


    ■ 合否判定の考え方

    神奈川県の合否判定は、

    • 内申点
    • 学力検査
    • 特色検査(あれば)

    を合計した「総合点」で決まります。


    学校ごとに配点が違う!

    ここが神奈川県入試の最大のポイントです。

    • 内申重視の高校
    • 本番重視の高校

    があるため、志望校に合わせた対策が必要になります。

    内申点、学力検査、特色検査(あれば)の3つを「どのくらい重視するか」は、
    高校ごとに自由に決めてよいルールになっています。

    同じ神奈川県の公立高校でも、

    • A高校 → 内申点をとても重視
    • B高校 → 当日のテストを重視
    • C高校 → バランス型

    というように、評価の割合がバラバラになっています。

    具体例でイメージすると以下のようになります。

    高校内申点学力検査特色検査
    A高校442
    B高校532
    C高校352

    A高校 4:4:2 の高校

    • 内申点と当日点を同じくらい重視
    • バランス型

    👉 コツコツタイプにも、当日勝負タイプにも公平


    B高校 5:3:2 の高校

    • 内申点のウエイトが大きい
    • 当日のテストよりも「中学3年間の成績」が大事

    👉

    • 普段の成績が良い生徒に有利
    • 一発逆転がしにくい

    C高校 3:5:2 の高校

    • 当日の入試点数をより重視

    👉

    • 内申が低めでもチャンスあり
    • テストに強い子が有利

    つまり、同じ生徒でも、

    • ある高校では合格圏
    • 別の高校では不利

    ということが普通に起こります。


    ■ まとめ

    神奈川県公立高校入試のポイントをまとめます。

    • 合否は「内申+学力検査+特色検査(あれば)」で決まる
    • 学校ごとに配点比率が異なる
    • 内申点がとても重要
    • 本番のテスト対策も欠かせない

    まずはこの基本の仕組みを理解することが、受験対策の第一歩です。

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