令和5年の全国の公立高校における学校司書の配置状況についての記事が産経新聞に出ていました。
要約
改正学校図書館法の施行から10年が経過したが、令和5年のデータでは大阪府の公立高校では学校司書が1校も配置されていません。
背景には、平成21年に当時の橋下徹知事が財政難を理由に専任司書を廃止した「身を切る改革」があります。
一方、全国平均の配置率は71・6%で、神奈川や滋賀など19県は全校配置を達成しており、大阪の状況は例外的です。
府内高校では司書教諭が兼務で図書館運営を担いますが、教員業務が優先され十分な司書活動ができていないとの指摘も多く、専門家は、探究学習や情報活用能力の育成には専任の学校司書が不可欠だとしています。
滋賀県では養成講座などを通じ全校配置を進めており、対応の差が際立っている。

学校司書が設置されていないとなると、先生が図書室を管理していると思うのだけど、そうなるとあいていないことがあったりいつでも利用できる状況にはないと推測できるわ。 大学になると図書室で自分で調べて学ぶことが大事になるから高校でその練習ができるようになってほしいわね。
神奈川県は設置率100%みたいだから安心したわ。
この記事のデータは令和5年だけど、設置率の低い都道府県では改善していてほしいし、教育に使うお金は安易に省くべきではないわね。